2010年09月30日

論語との対話

いよいよ10月。
寺子屋に向けて、準備をしています。


まだどの言葉を紹介しようか決めていませんが、
こちらのブログでは「こんなお話をします。」という例をご紹介をします。


基本的には、論語の言葉に絡めて、自分の経験や考えをお話しします。
そもそも解釈に正解はないと思うので、
あくまで自分のつたない経験で得たものですけどね。


「子曰く、弟子(ていし)入りては則ち(すなわち)孝、出でては則ち悌、謹みて信あり、汎く(ひろく)衆を愛して仁に親しみ、行いて余力あれば、則ち以って文を学ぶ。」

<訳>先生(孔子)がこうおっしゃった。「若者たちよ、家庭に入れば親に孝行を尽くし、家庭を出れば地域社会の年長者に従順に仕え、言行を慎んで誠実さを守り、誰でも広く愛して人徳のある人格者とは親しくしなさい。これらの事を実行して余力があれば、そこで初めて書物を学ぶとよい。」


これを読んだ時、「論語読みの論語知らずとは、まさに俺。」と反省させられました。
本を読んで頭でわかった気になって、所詮、底が浅いな、と。


同時に、世の中全体がそういう風潮かもしれないとも思います。


仕事と生活を区別せず、手を抜かない習慣を付け、自分を鍛えることは、
本を読むのと同様に、いや、それ以上に大事だと今では感じています。



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Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 21:23 │Comments(0)高崎良知陶冶館

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