グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2010年05月26日

箍(たが)

「箍が緩む」とは「締まりがなくなって、だらけること」を意味し、桶や樽の箍に相当するものが、人にとっての家訓や遺訓であるといえよう。
『財務の教科書』(林田明大)34頁





江戸時代末期の陽明学者であり、
備中藩の藩政改革に腕をふるった山田方谷について書かれた本ですが、
最初の方に、山田方谷の父の書いた訓戒が載っています。


そもそも前提として、人は放っておけば箍が緩むものなのか。


立派な古人が、訓戒を通じて、自分を律していたのを見ると、
相当な努力と工夫をしないと、我々は流されてしまうということでしょうか。


アメブロの方に、経営のブレを確認することについて書いたけど、
生活でもブレを正すには、やはり訓戒でもなんでも、
「自分との約束」で自問し続けることが肝心だと自省。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 21:07Comments(0)陽明学

2010年05月20日

読書で得た知識は肉になるのか?

今週の月曜日の読書会は、
初の企画として、1年3ケ月前に取り上げた、
この本を再度読んで、
その当時の自分との比較をするというテーマにしました。
アメブロにも同じテーマを違った視点から書いてみました。)


ちなみに、この本。




いつも手元に置いて、ちょろちょろと読んでいますが、
感想をマインドマップに描くのは久しぶり。


過去に描いたものと比較して感じたのは、
「まろやかになった。」ということ。


当時は多少分かったような気になっていましたが、
今見ると、頭だけで、体で分かっていないように感じました。


つまり、知識が肉になっていない。

もし、多少なりとも知識が肉になっているなら、
これは嬉しいこと。


またしばらくしたら、同じことにチャレンジして、
マインドマップで自分の成長を見たいと思います。
とても刺激的な経験でした。


  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 20:30Comments(2)マインドマップ読書術

2010年05月17日

獣心を成してのちに人心を養う

養育法は着物よりも食物のほうに心を用い、粗服はさせても滋養物はきっと与えるようにして、九人とも幼少の時から体養に不足はない。


子どもの教育法については、私はもっぱら身体の方を大事にして、幼少の時から、強いて読書などさせない。まず獣心を成してのちに人心を養うというのが私の主義であるから、生まれて三歳五歳まではいろはの字も見せず、七、八歳になれば手習いをさせたりさせなかたり、また、読書はさせない。それまでは、ただ暴れ次第に暴れさせて、ただ衣食にはよく気をつけてやり、また子どもながらも卑劣なことをしたりいやしい言葉を真似たりすればこれをとがむるのみ。


(8~10歳で)教育の門に入れて、本当に毎日の時を定めて修業させる。
なおそのときにも身体の事は決して等閑(なおざり)にしない。世間の父母はややもすると勉強勉強と言って、子どもが静かにして読書すればこれを褒める者が多いが、私方の子どもは読書勉強してついぞ褒められたことはないのみか、私は反対にこれを止めている。




さて、問題です。
これは誰が子育てについて書いたものでしょう。







ヒント、1万円札。







もうお分かりですね。
正解は、福沢諭吉さん。
出典は『福翁自伝』。


エチカの鏡とかに出ている方々ではありません(笑)。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 09:37Comments(0)教育

2010年05月14日

自我

滅私奉公とか、自我忘却とか、の用語は自我の実在性を前提とする用語であって、かかる用語を用いる者は、いまだ本物の人物とは呼び難い。
(飯塚毅 TKC会計人の基本理念<25項目>の20の解説より)


朝、事務所の研修で、皆で読み合わせをした時に、
確かにそうだな、フムフムと、読みながらニヤニヤしてしまった。


ということで、今週も楽しくいきましょう。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 09:12Comments(0)東洋思想

2010年05月13日

情熱は運を引き寄せる

昨日に続き、松田公太さんの話。


昨日、帰宅して、やっぱり本を読みたくなって、
松田さんの『すべては一杯のコーヒーから』を手に取ってみた。





ちょっと読んで目に留まったのが、
情熱は運を引き寄せるという箇所


 どんなことをするにしても情熱の有無で結果は大きく変わってくる。私は人より特別な才能を持っているとは思っていない。ただ、自分の信じた事に寝食を忘れて打ちこむことはできる。
 情熱は誰でも平等に持つことができる。その点が生まれ持っての資産や容姿、才能とは違う。
 あなたは「あの人は生まれつき恵まれている。自分は平凡だから仕方ない」などと諦めていないだろうか?確かに、スタートラインでの差はあるかもしれない。しかし、特別な境遇にある人たちよりも強く情熱を持って取り組めば、何事も負けないはずだと私は信じている。
 また、情熱は不思議と「運」をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力も持っている。
(14頁)


偶然を偶然に終わらせるか、チャンスにするかの境界線。


では、その情熱の源泉はどこなのだろう?
(ということで、明日は久々にマインドマップ関連の話になるかも?!)
 
 
 
<今日の表ブログ>
「佐藤剛史さんの名刺」
高崎市ではたらく税理士・ブザン公認マインドマップインストラクター・ランチェスター戦略社長塾長の日日是好日!!!  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 23:43Comments(0)本の話

2010年05月12日

自分がマイナーだという意識

自分がマイナーだという意識が戦う姿勢に繋がる


12年前にタリーズジャパンを設立した5月12日、
参議院選への出馬を表明した松田公太氏の言葉。


イケメンで泥臭さが似合わない感じの彼が最初にやっていたのが、
昨日も書いたランチェスター戦略=弱者必勝の戦略。


セルフイメージを高く持つことも大事なのかもしれないが、
現実とのギャップがあると、その差に苦しむことになる。


しかし、見たくない現実を見ることによって、
自分を良くしようという戦う姿勢を持つことができる。


久々に彼の著書を読んでみたくなった。
国政にも情熱と一人一人に届くような接近戦を。


  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 22:37Comments(0)ランチェスター

2010年05月11日

潜在意識と表面意識

飯塚毅先生が本や講演でよく言われていたことで、
「潜在意識と表面意識の一致」というのがある。


不一致の状態というのは、
いわゆる「わっかっちゃいるけどやめられない」というやつだ。



飯塚先生がお元気だったころの記述で、
大脳生理学は日々進歩しているから、
言葉としては古いだろうけど、
なんとなくイメージは湧くでしょう。


飯塚先生はその一致についても言及しているが、
今日は、私が勉強させて頂いている、
「弱者必勝の戦略」である、
ランチェスター戦略の竹田陽一先生の言葉を借りて、
これについて考えてみたい。





 自己啓発の本の中には「考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人生が変わる。人生が変われば運命が変わる」といった標語が時おり出てきます。
 一見したところこれはすばらしい教訓のようですが、実は、考え方を変えることによって行動をすぐに変えることができるような人は、100人中2人から3人の強者型人間に限られ、誰でもそうなれるわけではないのです。
(142頁)


自分は凡人で普通人で弱者であるということを前提にすると見えてくることは多い。


では、その普通人がいかに自分にしかできない仕事を成し遂げるか。


普通の人が何かを成し遂げる第一は、自分自身に適度な強制を加えることです。第二は今までの行動習慣を大きく変えることで、第三は大きな実績を出すことによって自信をつけ、第四はこの自信が考え方を大きく変えるのです。(145頁)


例えば、竹田先生は早朝から仕事をするため朝起きをしようとしたが、
どうにも早起きが苦手で、その際、早起きが得意な奥様に、
布団をはいだり、足を蹴ってもらったりしていたらしい。
そうこうしているうちに、自然に起きられるようになったと。


肉弾戦で根性論で最高。
これならやれる気がして来る。


結局、プロセスカットはできないということか。


自分がイヤで変えたいなら、
まずは自分自身が弱者であると知ることから。

  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 19:20Comments(2)ランチェスター

2010年05月10日

読書会

教育(education)の語源をご存知ですか。


「能力を引き出すこと」。


これを知った時も驚きました。
知識のインプットが教育だと思い込んでいた部分がありましたが、
むしろそれを媒介にアウトプットするものだったとは。


読書という行為も、知識のインプットだと思いがちですが、
本を媒介に自分の中に化学変化を起こし、
新しい行動基準をアウトプットするものとも言えます。


1年ちょっと前から毎月、読書会を開催しています。
予め課題本を読んで集まり、感想や意見を交換する集まりです。


今日は、読書会のインフォメーションをさせて下さい。


今月は記念すべき第1回の課題本であった、
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』を再度読み直す、
という初の企画を行いたいと思います。



読む時の外部的・内部的な状況により、
本の感想は異なって来る、というのを体感しましょう!
(とはいえ、大半の方にとっては初めて読む本だと思いますが…。)


日時:平成21年5月17日(月)19時~21時
場所:山名八幡宮(群馬県高崎市山名町1581)(予定)
http://yamana8.net/index.html


<今回の課題本>
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』
著者:林田明大
出版社:三五館

  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 23:07Comments(0)教育

2010年05月09日

教育の目的

教育基本法という法律をご存知でしょうか。

(数年前に改正されたので、正確に言うと旧教育基本法。以下、同じ。)


教育の憲法ともいえる位置づけにある法律ですが、
全11条とそれほど長くないので、ぜひ全文をご一読を。


さて、私が教育基本法に出会ったのは、
大学3年の時、つまり20歳の時でした。


憲法のゼミに入り、数人でグループを作る際、
当時まったく興味のなかった「教育班」に所属し、
そこで運命の出会いをしてしまったのです。


それが、教育基本法。


特に、頭をガツンとやられたのが、第1条(教育の目的)でした。


教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


教育って、「人格の完成」のためのものだったのか?
今まで自分が受けてきた教育って、その目的のもとに行われていたのか?


教育の目的なんて考えたこともなかった自分のひとつの価値観が裏返った瞬間でした。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 00:14Comments(0)教育

2010年05月08日

素読

素読とは、文章の意味を気にせず、
暗誦できるようになるまで、
繰り返し音読すること。


江戸時代、子どもたちは「論語」などを素読し、
その時には意味が分からなくても、
様々な体験の中で、体を通じて理解していったらしい。


自分の経験で、ちょっと似たようなことがあったので、
並行して書いているアメブロに書いてみました。
良かったら、読んであげて下さい。


 「素直な心」 
高崎市ではたらく税理士・ブザン公認マインドマップインストラクター・ランチェスター戦略社長塾長の日日是好日!!!  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 22:21Comments(0)教育

2010年05月07日

知行合一と言行一致

陽明学を知らなくても、この言葉は知っているというくらい、
陽明学を代表している思想、「知行合一」
 
 
私も、陽明学を勉強する前からこの言葉は知っていましたが、
林田明大先生のご著書を拝読するまで、
「言行一致」くらいにしか思っていませんでした。
 
 
陽明学について書いてある本の中には、
そういった意味で使っているものもあるようです。
 
 
それについてとやかく言えるほど、
私自身も深く研究している訳でもありませんが、
とにかく、林田先生のご著書を拝読して、
結果的に、衝撃を受けたということは事実。
 
 
正直言いますと、最初は「知行合一」が「言行一致」を含む概念でありながら、
イコールではないと言われても、まるで意味が分かりませんでした。
 
 
しかし、何度も読んで、考えて、自分の体で感じてみて、
ようやく少しずつですが、理解を深めてきました。
 
 
と言いつつ、これを書きながら、
林田先生の『真説「陽明学」入門』の「知行合一」の章を読んだら、
まだまだ先は長いね、小澤君、という感じでしたが…。
 
 
簡単にまとめられないので、今日は最後に、
先生のご著書から一文拝借。
 
 
「知行合一」は「言行一致」で完結するものではなく、すべてのものが関係しあってつながっている一つのものである、という意味なのです。
『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』49頁
 
 
ここで大事なのは、物事を分けて考えないということ。
 
 
さて、今日も「?」で終わりますが、
日を改めて、もう少々、このテーマを掘り下げてみようと思います。
 
 
お付き合い、ありがとうございました。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 21:55Comments(0)陽明学

2010年05月06日

自利トハ利他ヲイフ

マインドマップ寺子屋と言いながら、
すっかりマインドマップの話がご無沙汰ですが、
「マインドマップ(の)寺子屋」ではなく、
「マインドマップ(+)寺子屋」というテーマなので、
引き続きお付き合い下さい。
(ちょっと苦しいかっicon10。ほとんど小澤昌人暴走裏ブログと化してますね。)


さて、飯塚毅先生の話の続き。


飯塚先生と言えばこの言葉というのが、
「自利利他」という言葉。


大乗仏教の経論にはよく出てくる言葉らしいのですが、
飯塚先生の支持する最澄伝教大師の訳は、
「自利トハ利他ヲイフ」。


「自利とは利他をいう」とは、「利他」のまっただ中で「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である。

これは飯塚先生の言葉。
「色即是空」と同様。


簡単に言えば、自利のために他を利そう、とか、
利他が先でその後に自利がある、とか、
そういうのでは「自利利他」にはならないということでしょうか。


…読んでいる方が首をひねっているのが見えるようですね(笑)。


ということで、多少わかりやくお話ししたいので、
次は陽明学の「知行合一」のお話をしたいと思います。


今日もお付き合い頂き、ありがとうございました。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 22:12Comments(0)東洋思想

2010年05月03日

技と心

私は独立開業すると同時に、
会計人の集団である「TKC全国会」に入会しました。
この会の初代会長が飯塚毅先生です。


独立前に5年ほど、2件の会計事務所で修業させて頂き、
自分ではそれなりに仕事ができるようになった気になっていました。
今考えると、とても恥ずかしい話ですが。


確かに会計や税務に関する知識、「技」という面では、
ある程度は勉強できていたかもしれません。


しかし、それ以上に大事なものがあって、
それを見ていないことにさえ気づいていませんでした。


もう書かなくてもわかりますよね。
「心」です。


飯塚先生を通じて最初に出会った言葉が、
「自利利他」という、文字では理解できても、
体現することが果てしなく難しい言葉だったのです。  


Posted by 高崎市の税理士 小澤昌人  at 19:35Comments(0)東洋思想